2009年7月30日木曜日

白無垢美人


。"白無垢美人"と呼んでいる画像です江戸の吉原で「八朔の白無垢」といって旧暦の八月一日に遊女たちが白無垢の小袖を着る風習があって大津絵では恐らく浮世絵などから真似したものでしょう 白無垢を着た遊女の立ち姿を描いたものです 白を基調にした色彩は単純ながら鮮やかに美しく省略の線も引き締まった絵になっております 描く場合にこの省略された線がごまかしが利かなくて技量を試されることになります

2009年7月5日日曜日

「鍾馗さん」




鍾馗は邪気や悪鬼を払うと信じられた中国の神さまです江戸時代に日本に伝わって男児のお守りとして掛け軸にしたり武者人形に作られたりしてきて五月の端午の節句に飾られてきました大津絵では顎から頬への生えあがった髭が強調されているのが一番の特徴です人気があったのか色々の鍾馗さんが残っております力強い線で描くのが勉強です。