2011年5月30日月曜日

法然と善導大師


大津絵にしてはとても珍しいのですがこの法然上人と善導大師の絵柄があるのです
 向かって右が善導大師です 法然上人が 四十三歳から毎日7万遍の念仏を欠かさず勤めていたところ
腰から下が金色に輝いた善導大師が夜な夜な現れて説法したという故事を大津絵屋が絵にしたものです
ともに念珠をもち念仏を唱えている 善導大師の口から仏が出たことが描いてあります

2011年4月21日木曜日

一休禅師と地獄太夫


久しぶりに送るのは大津絵には珍しい絵柄です
一休禅師と地獄太夫と名付けている絵柄ですが江戸時代に 達磨と遊女 という画題が好まれていたので
その一例とも考えられる絵柄です
達磨が遊女の着物をきて遊女が達磨の僧衣を纏う様子です
おそらく当時の世相を皮肉ったものでしょうか

2011年2月1日火曜日